子どもに携わる仕事は、残念ながら低賃金。
結婚でも恋愛でも、お金はとても重要ですよね。
生涯のパートナーに保育士等を選んでくれる女性はいるのでしょうか?
これから保育の仕事を目指す方や、保育の仕事をしている未婚の方は
悶々と不安があるかと思います。
結論：気にせず結婚できます＾＾
私を含めて周りの男性保育士や男性幼稚園教諭、男性保育教諭など子持ちで既婚者も多いです。
私立よりも公立の方がかなり収入が安定しているでしょう。また、私立でも園によっては収入に結構の差もあります。
とはいえ、この仕事自体、扱いや世間の風当たりが悪いのもまた事実。
私は二十代を独身で過ごしましたが、世の中たくさんの考えを持つ人がいます。
保育士の収入の低さからか、周囲に何かしら言われることはあります。
それらを紹介します。
この記事を読んで、
「保育士は低賃金で色々ツライ、
それでも結婚はできる！
自信をもって仕事をして良いんだ！
と思っていただければ幸いです。
てんあろって誰?と思った方はコチラから↓
保育士は好き放題言われることも
初対面で言われた「保育士はないわー」
仕事の息抜きを求めて、夜の街で過ごすことも多かった私です。
二十代の頃はとにかく飲み歩いていました。
飲み会や合コンなどで、見知らぬ初対面の女性たちの会話で言われた言葉があります。
「え？保育士？保育士が悪いわけじゃないけど、（交際や結婚などは）ないわー」
他人にそう言われて落ち込むほどショックではありませんでしたが、当時はただ苦笑いするしかなかったのを覚えています。
相手の目の前で言う事自体もどうかと思います。
ですが先に言ってもらえた方が、人を判断しやすくて助かるというものです。
低賃金による不当な扱いはこんなところにも‥これじゃ男性もあまり増えないですよね。
保育士の社会的なイメージがうかがえる
もしかしたらこの記事を読んでくださっている方にも、
似た経験があるとかもしれません。
「保育士ってこどもと遊んでいるだけでしょ？」
この手の発言もよく耳にしますよね。
子どもに普段関わらない方や、保育について触れる機会のない方は、想像することも難しいのかもしれません。
職業を「保育士」と名乗った後に、相手がどのような返事や感想を言うのか、よく観察するのも面白いです。
保育や子どもに理解を示してくれてるのかどうか、興味があるのかないのか、「大変だね」などただのテンプレや社交辞令なのか…思いのうちまでは簡単に見えませんが、
相手を分析できるかもしれませんね。
毎回気にせず、次の出会いを探す行動力も大切です。
「この給料じゃ…△△でしょ」
数年前、４月の給料日、勤務中の出来事です。
他の保育園を退職し、新年度からコチラで一緒に働くことになった先生たちがいました。
新しく来た彼女らは、私の同い年や年上の女性たちでした。
言うなればその職場での初給料です。
自分たちに渡される給料明細をみて、額が予想より低かったのでしょう。
その後、彼女らの会話が聞こえてきました。
「ちょっと（給料）何これ…。これじゃてんあろ先生も結婚できないでしょｗ」
まさか同じ職場の人間からも言われるのか、と思いました。
彼女たちは雇用の条件や書類に目を通さなかったのでしょうか…。
自分で選んだこの仕事、言う側も言われる側も覚悟が必要かもしれません(;’∀’)
他業種が「おい保育士」と偉そうに命令
「保育士は先生だし、優しそうだし、言う事を聞いてくれそう」
などと考える人も、世の中にはいるようです。
「おい保育士、〇〇持ってこい」
なんて言葉を言われたことがあります。
これは保育士の職種がどうというよりも、言う側の人格でしょう。
私の場合は勤務時間外、あって間もない部外者に言われました。
高圧的にそういわれ、勿論聞く義理もありません。
やる訳ないだろ、と断ると相手は何故か意外そうでした。
自分が保育士だからと卑下しないで、相手にキッパリと断りましょう。
とはいえ、先生として揉め事になるのは絶対に面倒です。言うなればこちらは弱い立場。
意志の伝え方や言葉は選ぶ必要があります。
予想外の理不尽や出来事には、つい相手にのまれたり、気後れしたりするかもしれません。
普段からの気構えも大切です。
保育士に送るエール
私は新卒から保育園で１０年、その後すぐこども園で６年働いています。
結婚をしたのは３１歳の春、早くもなければ遅くもない、まぁ周囲の同業者よりは遅いといえるかもしれません。
「保育士」という肩書で、周囲から馬鹿にされたり、理不尽なことを言われたりするのは本当に残念なことです。
冒頭でお金は大切だといいましたが、
だからと言って保育士が辛い思いをするのはおかしいですよね。
賃金の安さは関係ありません。
我々は保育のプロとして、プライドをもってこの仕事しているのです。
真剣に子どもや保護者に向き合っているのです。
保育士の尊厳を大切に!
身近な保育者に対して、少しでもご理解を頂ければ幸いです。
その上で、保育士の中には色々な職員がいます……こちらの記事もどうぞ↓
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