「双子は大変」ってよく言いますよね(;^_^A
双子赤ちゃんのお世話は一体どんな感じなのか?
保育の現場で多くの子どもと関わってきた私ですが、
いざ双子の親になってみて発見ばかり。
今回は双子誕生から半年間の出来事から、学んだこと・あたらめて思ったことをまとめてみました。
●これから双子のパパになる方 ●双子誕生で育休を取る方
などなどママやパパ達の参考に読んでいただければと思います。
双子ベイビー!我が家にやってきた!
産後のママは重症
双子は安全のためにも帝王切開。
自然分娩だと、「片方しかでてこない!」みたいなのも心配ですからね…
術後はとにかく辛そう&痛そうで大変そうでした。
今まで大きかったお腹が「元に戻っていくのが痛い」はママもよく言ってましたし。
そんなわけで双子ママの全回復には、1年以上はかかると思っていた方がいいです。
お腹を切られ、ママのライフは赤ゲージ。
「パパは自分のことは絶対に自分でやる。出来ることを増やしていこう」
世の中のパパは、とにかくママを寝かせる
ママを休ませてあげる。
もうこれが最重要課題。
産後これより大事なものって、ありませんよね?
つまりパパが一番頑張るのはここなんですよ。
超重要ミッション「ママのまとまった睡眠時間を確保せよ」です。
5分とか10分だけじゃなく、なるべくまとまった睡眠時間があれば体も休めるというもの。
重症のママは何時間でも寝たいはずです。
母乳の場合はなかなか長い時間は難しいかもしれません。でも授乳が終われば、次の授乳までの2時間以上は寝れるかもしれませんよね。
◎ママに元気出るように笑わせてあげよう、とか、家を盛り上げようと明るく振る舞ってみよう、など場合によっては「…楽しそうでいいね(^ω^#)」的な反応になり逆効果な場合も!パパはちゃんとママの不調を察すること。
こまめに授乳
とうとうやってきたツインズ新生児。
赤ちゃんもはじめてのうちは寝ている時間が多いものです。
でも体が小さいので授乳は頻繁。
夜も3時間におきて授乳。
始めは我が家に来たばかりなこともあってか、双子達も夜は特に落ち着かないようでした。
ちなみに双子だからといって必ず同時に授乳するわけではありません。
我が家は完全母乳でしたが、その日によってタイミングがズレたりズラしたりだってします。
ちなみに子育てでいつが一番苦労したか、こちらのアンケートによると上位ですね↓
パパはママにかまってほしい
子どもが産まれてから、以前より妻との交流が激減した、と言う方はいるでしょう。
男としては辛く寂しいところですが…
子が産んだ母の立場としては、眠さと疲労で正直パパにかまってあげるどころではないかもしれません。
家事育児に加わらないパパなら尚更と言ってもいいでしょう。
何はともあれまずはママの休息。
それから子育てを通し、一緒に絆を深めていければいいですね。
そんな忙しい中で、もし時間を作ることができたら…自分のスキルアップなどに挑戦するのもいいかもですね。時間をつくってできれば、ですが…よろしければご参考下さい↑
心に余裕がないと思ったら、寝る
睡眠不足は本当につらいです。
私も1度目の育休で、一時期本当に眠すぎて前後不覚になりました。
情けないですし、こういうと大げさかもしれませんが、生きる気力がでてこないんです。
不健康で睡眠不足では、幸せ物質の一つともいわれる「セロトニン」不足も影響しています。
ママだけではなくパパもです。
とにかく睡眠。
まず睡眠です。
赤ちゃんが泣きやまない、寝ない、
イライラする、うまくいかない、余裕がない…
これは疲労のサイン。
何度も言いますが睡眠はとっても大事です。
イライラについてはコチラの記事もオススメです↓
子どもは十人十色、状況も千差万別
「誰かと同じ子ども」は一人もいません。
保育の仕事をしていて思いますが、ホントに子どもによって様々です。
赤ちゃんもそうです。
1~3時間毎に毎晩起き、授乳後もなかなか寝付けず苦労するケースもあります。
その一方で
寝る前に授乳をしたら、そのまま次の日の朝まで起きない子もいます。
「え、そんなに違うの?…なんなのその差は…?」と思った方もいるでしょう。
身も蓋もないかもしれませんが、
子どもによって生活リズムが整いやすいor整いにくいはあります。
ざっくり言ってみれば、難易度が違うんです。
◎他所の家庭と比べて「なぜウチの子だけ…」と落ち込むときりがないです。他所は他所、ウチはウチです。子どもも家族も状況も違うのです。
夜泣き対応で、以前の育休との違い
1度目の育休時はアパートに住んでいた
我が家の双子には兄がおり、その際に1度目の育休を取りました。
当時はアパートで部屋数も少なく、寝室を分けずに妻と長男と一緒に寝ている生活スタイルです。
そのため夜泣きや授乳の時は私も一緒に起きて(気づけず寝てたこともアリ)いました。
2度目である今回の育休では、アパートではなく一軒家。部屋を分けることも可能になったのです。
双子の夜泣きで長男が寝不足になったら困るのでは?ということで夫婦で話し合い部屋を分けました。
5人家族の現在は、寝室「長男とパパ」:子ども部屋「双子とママ」で寝ています。
二人で交代で寝る
始めの頃は私も、「双子が泣いたらすぐ起きていけるように注意して寝よう。」とアンテナを高くし、子ども部屋から泣き声が聞こえるたびに起きて飛んで行っていました。
しかし長男の起きる時間に合わせて早起きなのでお互いクタクタ。
ママから「長男の送迎でパパに事故られても困る」
ということで我が家は時間当番制を採用。
朝4時前後まではママが夜勤で双子と同室。パパはそれまで長男と就寝。
泣き声がものすごい時だけパパもヘルプに入る。
4時にアラームで起きたパパはママと夜勤交代。
長男は6時あたりに起床。
パパが双子と長男をみつつ、ママは7時半~8時過ぎまで寝室で休む、という流れになっています。
深夜は負担だと思って「ママそれで大丈夫?」って何度か確認したんだけど、「いや、むしろそれでいい」って言ってくれたのでこの生活スタイルです。
あとは日中眠い時に、時間をつくってお互いどちらか寝る感じです。
◎人手が2名以上ある場合ならば、ママと相談しながら交代で休むと効率的。パパ一人でもなんとか乗り切るべし。
子どもが全然寝ない!?
双子は片割れを起こしたり、交代で泣いたり…
先ほどは難易度の話をしました。
ですがどこの家にでも共通しているのは「双子乳児はお世話の内容が単純に倍になる」ではないでしょうか。
ミルクや母乳の量もほぼ2倍。
吐き戻しなどで汚れた衣服、洗濯物の量も2倍。
オムツの量だってほぼ2倍。
捨てるごみの量も2倍
沐浴の準備も、洗ってあげるのもかける時間も2倍。
そんな中でも2倍以上に大変だと思うのは睡眠、つまり「寝かしつけ」ではないでしょうか。
片方を寝かしつけたと思ったら、片方が大泣きして両方目が覚めたり…
同時にギャン泣きすることで大騒ぎ、もう親は笑うしかなかったり…
睡眠を途切れさせないようにするには
それぞれが自分のタイミングで夜泣きをすれば、親の睡眠が途切れ途切れになります。
親が「わかった、どうせすぐ起こされるから、もういっそ寝ないで起きててやるわ!」とひらきなおってみても、睡眠不足が続くのは大変な苦労ですよね。
なんとか乳児たちには長ーく眠ってほしい…親ならきっと思ってしまいますよね。
我が家では夜の生活リズムを整えるために夕飯後は、双子のいる部屋を暗く静かにしました。
長男にはなるべく静かに過ごせるよう遊びや部屋割りを工夫。
長男がさびしくもならないようにも配慮しているつもりです。
深夜に母乳を飲むと(ミルクと違い)赤ちゃんに生活リズムがつきやすくなる(夜長く寝ることを覚える)ので、妻の母乳にはとっても感謝です。
深夜授乳しても寝ない…次の授乳まで寝てないウチの子も、7時間寝る日が何度か来るようになりました…まだまだ夜泣きはしますけども、その時は感動でした。
夜泣きに悩まされている方も「いつかはきっと落ち着く」と希望を捨てずに頑張っていただきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
良い双子子育てライフを!!
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