友人とはボードゲームを遊ぶけど、妻にも興味を持ってもらって「家で一緒に遊べる趣味」にしたい——そんな人、わりと多いです。
ただ、最初の1本を間違えると、ボードゲームって一気に「むずかしそう」「疲れそう」になりがち。
大事なのは、妻が「へー、かわいい！」「それ面白そう」と感じる“入口”を作ることです。
この記事では、保育士歴18年・ボドゲ所持70種以上の私（てんあろ）が、実際に妻の反応が良かったものだけを3つに絞って紹介します。
結論：妻の反応が良かったボードゲーム3選
- 【3位】はっきよいゲーム（わかりやすい＆笑える）
- 【2位】宝石がいっぱい（かわいい＆気楽に遊べる）
- 【1位】おばけ屋敷と宝石ハンター（協力プレイで一体感）
妻（初心者）に刺さりやすいボドゲの条件は3つ
初心者の女性にとって、刺さるポイントはだいたいこの3つに集約されます。
- シンプル（説明が短く、すぐ遊べる）
- なんか、かわいい（絵・宝石・コマなど“触りたくなる”要素）
- もう一回したい（1回が短め＆展開が変わる）
今回の3つは、この条件をしっかり満たしています。
妻を誘うコツ：勝ち負けより「楽しい雰囲気」
初心者にとって最初の数回は、「勝つ」より「気分よく終わる」が大事です。
おすすめの流れはこれ。
- 箱・コマを先に見せる（視覚で「かわいい！」を取る）
- 説明は最短で（細かい例外ルールは初回は封印）
- 初回は“あなたが進行役”（妻に負担を背負わせない）
- 褒めるポイントはプレイ内容（「今の判断うまい！」みたいに）
- 終わったら即「もう一回いく？」（熱があるうちに）
ではここから、妻の反応が良かった順に紹介します。
【3位】はっきよいゲーム（わかりやすい＆笑える）
最初に見た人の反応がだいたいこれです。
「え、相撲！？」
安心して大丈夫。ルールはかなりシンプルで、“最後まで土俵に残った人が勝ち”のゲームです。
相撲なのに4人プレイという“ゆるさ”が良くて、ちゃめっ気たっぷりで盛り上がります。
流れはざっくり2つだけ。
- 「はっきよいフェイズ」で力をためる
- 「のこったフェイズ」で最後の一人になるまで踏ん張る
単純だけど、引き運と読みが噛み合うと笑いが起きます。初心者が急に勝つことも普通にあります。
特に3・4の「のこったカード」が強力で、ここが見どころ。
上級ルールには「ねこだましカード」もあります。一度だけ受け流す、いわゆるカウンター的な強さ。
日本文化・相撲が好きな人なら、妻への“入口”としても意外とアリです。
余談ですが、70代の方と日本酒を飲みながらこれで盛り上がったこともあります。年齢問わず強いです（笑）
【2位】宝石がいっぱい（かわいい＆気楽に遊べる）
これは強いです。キラキラの宝石を集めるゲーム。
誘い方は簡単で、まず箱を開けて広げて見せます。
「これ、かわいくない？」
このゲーム、目的の半分は「集めて、眺めて、楽しむ」でもいいと思っています。
きれいで、そろえて、うっとり。肩の力を抜いて遊べるのが最高ポイントです。
もちろん得点計算があって勝者は決まります。でも、たとえ負けても「好きな宝石が取れた」だけで満足しやすいので、初手に向いてます。
セット効果で得点アップもあるので、考える派の人はちゃんと戦略も楽しめます。引き運で勝つこともあるので、温度感はそれぞれでOK。
【1位】おばけ屋敷と宝石ハンター（協力プレイで一体感）
夫婦でやるなら、私はこれが一番おすすめです。理由はシンプルで、協力ゲームは空気が荒れにくいから。
いわゆる「ドキドキを共有すると距離が縮まる」——吊り橋効果っぽい空気、協力ゲームだと作りやすいです（怖すぎる系ではないので安心してOK）。
おばけたちに協力して立ち向かい、宝石を運び出そう！
勝利条件：屋敷から宝石をすべて運び出す
敗北条件：屋敷内に悪霊が6体そろう
屋敷のボードが良いんです。遊戯室、厨房など部屋がたくさんあって、見てるだけでテンションが上がります。
ゲームが進むと屋敷におばけが増えていきます。
重要ポイント：おばけは3体集まると悪霊に変身します。
悪霊と同じ部屋に入ったキャラクターは、その部屋から出られなくなります。
おばけは1人でも倒せますが、悪霊は2人でないと倒せません。つまり、助けに行く人が必要です。
ここが夫婦プレイの良いところで、自然に「助けに行く」「連携する」が発生します。
そしてダイスを振って悪霊を追い払う。運のハラハラ感がちょうどよくて、盛り上がります。
夫婦の“家遊び”としての完成度が高いので、迷ったらこれが最優先です。
余談ですが、妻と付き合い立ての頃に、友達と数人で初めて一緒に遊んだボードゲームでもあります（笑）
まとめ：最初の1本で「またやりたい」を作ろう
妻にボードゲームを勧めるときは、難しさより「かわいい・簡単・もう一回」が正解になりやすいです。
まずは3つのうち、気になった1つだけでOK。お菓子と飲み物を用意して、ゆるく始めてみてください。
紹介したリンクはこちら（まとめ）。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
キャンプ場で遊ぶなら、こちらもおすすめです。
コメント