保育の仕事をするうえで、髪型の自由ってどこまであるの?
保育士だって好きな髪形をしておしゃれしたいですよね。
お団子が素敵でカッコイイ…
ちょんまげスタイルやってみたい…
保育士でもできるかな…?
今回は保育の仕事しながら髪を伸ばし、マンバンヘアにした際のメリットデメリットなどを実体験からまとめてみました。マンバンヘアにしたいけどどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
結論:自己責任だけど…試しに好きな髪形やっちゃいましょう
男性保育士が髪を伸ばしたメリット
結ぶのがうまくなる
いつも自分の髪を結んでいるおかげか、
ヘアゴムで女児に髪を結んであげるのが上手になる!関わりがUP!
お昼寝から起きて、髪をほどいている子は
「先生結んで~」
と来てくれるのが良いコミュニケーションにもなっています。
以前は女性の先生の代わりになんとか頑張って結んでいましたが…
下手すぎる時は見かねて他クラスの先生がなおしてくれていました。
「そんなに(結びなおすほど)下手だったか?」とも思いましたが…
下手だったようです(泣)
気持ちはこもっていたとしても、髪を結ぶのは下手よりは多少うまい方が良いですよね!(笑)
子どもが憧れのまなざし
担任している男児が
「(髪型)てんあろ先生みたいにする」
と髪を伸ばそうとしていると家で話していた、ということがありました。
なんだか素直にうれしいかった事例の一つですね。
子どもは、先生たちのことをホントによく見ています。
男児で髪の長い子と気が合う
現在は長髪の男の子だっています。
そういう子に対して「なんで長いの?女みたい」という声もあるかもしれませんが、一緒に過ごしていくうちにすぐ慣れていきそうなもの。
でもそういう環境の中にも「髪の長い男の先生もいる」という多様性があってもよいのではないでしょうか。
お団子ヘアのブーム
信頼関係が構築されてきている状態なら「先生みたいにする」とおそろいに結んで欲しがる女児の姿もありました。
ただし、年齢や性格もあると思います。
「女児とおそろいの髪形で盛り上がれる」これは男の先生にはほぼない経験のはず。
やると結構楽しいです(笑)
「あれ?あのクラスおそろいの髪形してるの?」
みたいなノリで(笑)
朝の用意が手早くできて楽!
セットもほとんどしなくていいし、ワックスかジェルでガっとかきあげてバッと結べば出発!
ただシャワーして乾かしたりは長い分面倒なのはもちろんですが…
時間が特にない朝は楽ちんです。
個人的に良かったこと
最後のメリットは個人的に一番重要だったかもしれません。
妻が双子妊娠出産のため、安静にしていたり入院していることが長かった我が家です。
長男は夜に寂しくて私の長い髪を掴んで寝ると安心していました…。
息子の寂しさを少しでも紛らわし、寝かせてあげられる…
この長い髪がマジで役に立ちました。
男性保育士が髪を伸ばしたデメリット
保護者から理解が得られないこともある
普段から接することのない保護者から、匿名で「保育士として適切なのか」という意見はありました。不適切保育の波はいよいよ保育士の髪形にまで…
といっても当時の私はメッシュも入っていました。
さすがにマンバン金髪メッシュはまずかったのかと少し反省しました。
それに比べたら黒髪マンバンくらい…ねぇ?
時代によっては男も髪伸ばしてたんだし(笑)
その日のうちに妻に少しメッシュ部分をカットしてもらいました。
しかし私はその匿名の一人からしか言われていませんし、以外の全員からは意見を出す程度には不適切だと思われていない…ということにしましょう(前向き)
ちなみに同僚からは何も言われません。
逆に怖い気もするけど、オシャレなのでビクビクすることないと思いますよ。
保育で大事なのは心、つまり中身です(強引にカッコよくまとめたつもり)
卒園した小学生などからは冷やかされる
これは小学生あるあるですね。
「女みたい」「なんで紙長いの?ww」
とかいろいろ言ってきます。
「こういうオシャレなんだよ」「どう?侍みたいでかっこいいでしょ!」
とかいろいろ教えてあげましょう。
その他の注意点
遊んだり掃除したりするときに動きやすい
マンバンヘアは伸ばすまでは大変です。
髪のセットが必要。
でも視界が開けてとっても動き回りやすいです。
呪術〇〇の夏油様みたいにしてもいいですよね…。
(前髪が長いと保育中はお掃除や遊びなどでも気になるかもしれませんが…かっこいいですよね。)
園庭に出る際、帽子をかぶるときは…
大きい帽子ならマンバンもすっぽりはいるのでOK
私の場合は髪をほどいています。
後頭部の上のポコッしたお団子で帽子がかぶりにくいので…
結ぶと頭皮が疲れる
これは髪を結ぶ人ならだれもが思うでしょう。
髪が引っ張られ続けた状態だと疲れてしまうものです。
ほどくのにおススメなのは「午睡時間」
子どもを寝かせている間は、立ち歩いたり動き回ったりはほぼありません。
書類やおたよりを書く間など、髪は耳にでもかけておきましょう。
忙しくてほどき忘れたら、
運転中や退勤後などにバサッとほどいて頭皮の疲れを解放させてくださいね
きっとすっきりできるはず^^
そして今まで髪が長くなかった男性は髪のケアをないがしろにしがち。
髪が引っ掛かりすぎて指が通らない…となったら注意!
「先生」はいろいろな人に見られる仕事。
傷んだボサボサの髪より、清潔でちゃんと手入れをしている髪の方が絶対にいい!
ここに気論の余地はないでしょう。
保護者も子どもも職員も、身近で見ている人はたくさんいます。
お風呂上りや髪を乾かした跡など、ヘアオイルをたっぷり塗って髪をいたわってあげましょう。
このシリーズは気軽に使えてかなり私も愛用しています。
熱で良い感じになじむのでドライヤーするまえにやるといいらしいです。
たまに忘れて乾かしてから塗ったりとしちゃいますが…^^;
先生という職業
まず見た目で判断される
マンバンヘアの保育士におけるメリットとデメリットなどをまとめてみました。
保育の世界では、まだまだ見た目で人を判断する人は多いです。
その先生の「良さ」は関わってみないとわからないので、
遠目からみた第一印象が強くなってしまいがち。
なので自分らしくあろうとしても、結果的に自分が損をするかもしれない。
という考えを持ったうえでマンバンヘアにしましょう。
不適切保育について
フツーの見た目で不適切な保育をする人がいるなか、
ちゃんとした保育をしていても、
派手な見た目で不適切だと言われてしまうことはあります。
これは非常にもったいないことです。
世の中がそうであるように、評価されるべき人が評価されるとは限りません。
髪形もその人の表現です。
「先生」と呼ばれる日本の保育業界も、
まだまだ多様な価値観があるとはいえないかもしれませんね。
マンバンヘア、最近では街中でも多く見かける気がします。
カラーバス効果でしょうか…?(笑)
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
多様な価値観つながりでこちらの記事もどうぞ^^
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